突然のドライブ、行き先はお水汲み

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「出かけるよ」
突然の彼からの一言、それまでパソコンをイジりながらまったりしていた干物女のワタシはすっぴん・部屋着。
これはまずいと思いすぐさま支度をした。5分メイクで着替えも済まし髪の毛はセットしなくても何だかいい感じだった。
どこに行くの?彼に問いかけると田舎にお水を汲みに行くから1時間ぐらいドライブだねと。
彼とお出かけできることはとても嬉しく、インドアで人混みの苦手なワタシは田舎までドライブは最高だった。
しかし、ナビしてくれた道がなかなかの山道でくねくね道の連続。途中で今まで見たこともないような洞窟のようなトンネルも通った。
対向車が来るとお互いがバックして譲り合わないと通ることができない山道で少しハラハラした。
そしてワタシは子供の頃から車酔いがひどかった、大人になるにつれ酔うことは少なくなっていたが今日の道はだめだった。
嘔吐までは行かなかったが窓を開けて吐かないように意識することしか考えていなかった。
山道に行くまでは彼と世間話や仕事の話で盛り上がっていたのに連れてきてくれた彼にも車酔いしたことが申し訳なかった。
でも彼は、酔うワタシを気遣ってできるだけゆっくり進んでくれて彼の優しさをまた感じれた素敵なドライブだった。
1時間半くらいして目的地に着き、お水を汲んだ。田舎の空気はとても気持ちがよく夏の夕暮れの湿った少し切ないような空気だった。
仕事で疲れていた彼は田舎の空気を吸ってマイナスイオンを感じて心をおだやかにさせていた。
「あ~やっぱり田舎はいいな。」
2人共同じことを思っていて、同じ時間を共有して同じ気持ちになれることに嬉しさを感じた。
帰り道は来た道とは違う道で広い道でくねくねも少ない道で帰った。洞窟のようなトンネルは通れなかったけど、また酔わないように配慮してくれた所と行きとは違った景色が見れてドライブはいいなと思った。
夕食は焼き肉を食べ、久しぶりの焼き肉だったので特別美味しく感じた。
お腹いっぱいになってから家に着きお風呂に入って2人でまったりする時間も好きだ。
今日1日で彼のまた素敵な一面を見れて自分は幸せだなと感じた。